pomme_pomme’s diary

ジュネーブ 海外生活 食・旅・学

ジュネーブ ライフシフトVol.1

先日、日本に帰国することになった彼女の話を書きたいと思う。

彼女は、旦那さんの転職に伴うチャレンジのため仕事を辞めてジュネーブに一緒に来た。住みはじめの頃は、どうして仕事を辞めてしまったのか、これで本当に良かったのか悩みながら生活していた。国連の語学学校でフランス語のレッスンを受け、持て余している時間を自己研鑽に当てたりし、生活していた。

次第にこちらの生活にも慣れ、子どもを産みたいと思うようになり、幸いにも授かりジュネーブで出産することになった。無痛分娩を選択し、無事出産。

旦那さんの仕事も軌道に乗り、2年が経ち、3年目に入った頃、次第に働く自分に戻る決心をしたようだ。夏に面接試験のため、旦那さんにお子さんを預け、彼女のみ日本に戻り試験に臨み、見事再就職の切符を手にした。

すごいなぁ、応援したい、女性が再び働く生活に戻る選択をし、周りの家族も応援して、みんなハッピーがいい。ここで考えたいのは、自分の中にある素直な声を自分でもみ消さないで温めてきたことを大事にして欲しいのだ。正直に生きよう、そうだ私も働く自分が好きだ。主婦を経験し感じたこと。家の中は休みなしでキツい。人と会う機会が減り、家族とも話のネタが尽き、何だかつまらない自分。鏡の中のワタシの顔。良いんだろうか、これで?趣味に没頭して満たされない心を頑張って満たしているような、何だか満たされないこの心。私の中の声に耳を澄ます、、、そう、私は働きたいのだ。自分で稼いだお金で好きなものを食べ、好きな人へプレゼントを買い、友人と飲みに繰り出し、人生を楽しみたいのだ。何だか主婦って肩身が狭いんだ。

この夏、日本へ一時帰国することになっている。まずは実家に帰りご飯作りからの解放されたい!あ〜美味しいお寿司やラーメン食べたい!海外赴任は期間限定だから頑張れるのだ。夏に帰ったら、あと1年半をのりきれば、日本に戻れる🇯🇵スイスは旅行に行ったり、のんびり過ごすには良い国だが、3年もいればそろそろいいかなとも思う。

アラフォー子持ちママ働くスタイル

お仕事は、週4。週1は子どもの学校行事か趣味の習い事に充てたい。そんな生活叶うのか自信はないけれど、人生長いからその方がきっと楽しいはず。就職氷河期を耐えて、社会で働いてきたんだからいいんじゃないのか?残業は基本的にしない社会が正常だ。女性や高齢者、外国人労働者に活躍してもらえる社会は、きっとそういう個人の働くスタイルが自由に選べる社会だ。正社員ばかり優遇される制度から、もっと生きる格差のない社会に変わるべきだ。正社員の方が福利厚生が有利だから目指してきたが、本質的なところが違う気がしてならない。

日本には、これからどんな未来が来るのか。大胆に改革のメスを入れねば、ガラパゴスは止まらない。そして、誰もいなくなってしまう。