pomme_pomme’s diary

ジュネーブ 海外生活 食・旅・学

ジュネーブ バースデイパーティー

ついに、来てしまったホストデビューだ!娘の土曜日午後のバースデイパーティーのため、朝から家の掃除でワタクシはてんてこ舞い。ケーキはジュネーブ市内のデパートManorで2種類と、ポテトチップにチョコレートなど。凝ったものは全然作っていないのですが、まあそれでいいみたいです〜🎶全部買ってきたものばかり〜✨

先月は友人のバースデイパーティーに誘ってもらって楽しく過ごしてきた様で、自分のバースデイパーティーは、みんなでプールで遊ぶと企画。招待状を作って、友達にあげていた様です。プールもCovid-19の影響で予約が必要で、前日と当日朝に登録を済ませ、子どもだけだと心配なので、入口までついて行きました。受付で細かいことは英語が通じなくて、娘の友達がフランス語で話してくれたので難無く通過。ホッと一息。2時間遊んでました。

日本だと、親同士のやり取りはLINEが多いですが、こちらWhatsappで連絡し合います。

そういえば、5歳の息子のお友達のバースデイパーティーは、親も一緒にどうぞだったので、ドキドキしながらプレゼントを持って🎁お邪魔してきました。家の中に滑り台とか、アスレチック的なものとか、ボールプールとか、帰りのお土産までいただいて、ホストって大変だなぁ〜と感じて帰ってきたのですが、我が家はあまり時間かけていません(笑) 土曜日の午後だと、お昼ご飯は食べてきてくれるし、おやつ程度でいいので、とっても楽です〜🍀

自分だけだと広がらなかった世界が、子どもを通して広がっていくものですね。知らない英単語が出てくるし、ハラール文化などに触れたり、新たな経験を積ませてもらっています。

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↑家の近くの植物、何かにとっても形が似ている気がする、、、C.o.v.i.d...!?

 

ジュネーブ 秋味覚

週1でのフランスへの買い物もいつまで出来るか分からないので、行ける時に秋の味覚を調達しています。

上から、フランスのグランフレで購入した里芋。これを豚汁に!豚肉はジュネーブのLIDLで調達、鍋いっぱい作ります。中: スイスでもよく柿が売られています。種無しで美味しいですよ〜🎶 下: 9月からだんだん牡蠣が出回る様になり、本日も2kgで11.80Euro購入してきました。冬になると牡蠣はかなり食べていて、日本の様にふっくらしていなくて薄いのですが、あっという間に1ダース平らげてしまいます。生食用として食します。最下:椎茸と平茸でいいのかな?この2種のキノコはフランスのグランフレで購入しました。焼肉の時に焼いてもいいし、行った時は必ず買ってきます。フランスってほんとに農業大国で魅力的な旬食材が豊富!買い物に行くと、もう家事はしたくないと思いつつもテンションが上がります!

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この冬、日本に一時帰国の予定です。スイスエアー🇨🇭なのですが、12月にも飛ぶといいな!しばらく家事一切何もしたくないワタクシは、2週間の自主隔離も厭いません。日本でのんびりしたいんですもの〜。ジュネーブは冬暗いし、冬眠モードでなかなか朝起きられなくなっています。冬休みスケートリンクが出来て遊べますけど、今年はコロナ疲れ?日本でコンビニのおでんとか🍢食べたいですねぇ。兄に頼もうかと思いつつ、成田まで70代の父母が車でお迎えにきてくれる予定です。悪いなぁ〜と思いつつ、フットワークの軽い母。迎えにきてくれる様で、ほんと、両親に感謝(拝)

 

ジュネーブ 歯科

夏の終わりにフランスでキャンプ中、モンブランも見え、空気が澄んでいて気持ちがいい中、手持ちのグリル鍋で冷凍のパエリアを炒め家族で美味しい美味しいともぐもぐ食べていたら、「ガリッ!」という音がした。

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キャンプ場

何か固いものが口の中にある!なんと小学生頃に虫歯の治療で詰めた銀の詰め物が取れてしまった。あああ、外国で暮らしてるときに何で、、、。

仕方ないので、またGoogleさんで近くの歯医者を探して行ってみることにしました。

先生にはフランス語で話しかけられたけど、簡単なことしか分からないし、英語も話せるようだったので英語で詳細を聞くことに。どうも、取れてしまった側の歯より反対側の歯がよりひどいとのことで、何回か歯医者に行くことになりました。

右上の歯の詰め物の治療は、1回1時間の治療で10万ぐらいで治りました(↓下が請求書)が、左上の歯はなんと30万かかるということで、ツレに電話をして許可を得、折角だからスイスで治しちゃえということになりました。左上の歯は、15年ほど前に直したところです。どうもその時の歯科医の腕があまり良くなかったのか、今回の治療で結構歯間に隙間ができてしまうとのこと。でも仕方ない、治す他なし。また、支払いが怖いです。そろそろ年明けに凹ませてしまった車を直したかったのですが、大きな出費でまた延期です。

オレンジスリップが来た↓

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歯治療の請求書

結構麻酔が効いて、4時間くらいは口が思うように動きませんでした。3時間は食べ物はダメ、飲み物は大丈夫です、と言われました。次回は、歯石などをとってもらうクリーニングなのですが、都合のいい時間を伝えると、専門の担当者の予約が2か月後にしか取れないと言われ、10月末となりました。

しかし、びっくりするほど治療がスムーズ。予約時間に行って、治療が始まりますが、終わると次の予約の日程を確認して、そのままさようなら。請求は後から1-2週間 で自宅にオレンジスリップが来るので、また銀行で支払って保険会社に請求です。3割負担といえど、費用がかさみますね。

しかし、面白かったのが治療してくれた先生が有線でかかっていた曲にノリノリで治療していたこと。左の歯の治療の時は難しかったのか、鼻歌はありませんでしたが、その後かなり頬が腫れて、青なじみが出来ました。結構な治療だったようで、歯間を磨いた後ときどき隙間が沁みます。クリーニングに行った際に状況を聞いてみねば。

 

 

 

ジュネーブ 教育論vol.5

久しぶりに筆を執る。長い文章を書くのは本当に久しぶりだ。心の整理というか、もやもやとしたものに対峙したい。

同年代の好きだった俳優が急逝した。ここ1週間は私も心のどこかにどうして?、?、?、という気持ちがぐるぐると回っている。インスタでフォローしているそこに映る彼女は元気そうだったのに。いろいろあっても頑張ってるなぁと陰ながら応援していた。

ふと学生時代の課題で、自裁死を防ぐポスターを作ったことを思い出した。

思春期や人生におけるいろんな段階で「どうして私はできないのか」「限界まで努力してきたのに希望は叶わなかった」「誰にも必要とされていない」「辛くても独りで解決するのが美徳」「友達なんか一人もいない」など、人間の心の中にある自己否定が巻き起こす負の方向性を癒すには、逃げることや止めることに気が付かせてくれる人が必要なのかもしれない。皆、学校や会社、地域というものに所属して生きている人が大半であるが、私のように一度離れてみて、休養し充電すると、ふとそんなことに気が付いた。一度ぜんぶ捨て、やり直していい。

人間誰しも「個」である部分というのは、どこかで向き合っているのであろう。子どもがいても、夫がいても家族と生活していても、一人の時間はある。子育てや仕事に追われ、あまり考える時間のないことはきっといいことで、しかし人間誰しも死に向かって生きていることは紛れもない事実なのだが、途中でどうしても苦しくなって、誰かに頼りたいのに頼れない環境、いや頼らなくてもいいが誰かがそっと見守ってくれる状況が今はないのか、社会や時代が余裕を持っていないのが分かる。

こうも長くCovid-19の影響でステイホームが続くと、しかもお天気がすぐれないとなると、気持ちのスカッと晴れ渡らない。でも、自分のライフワークがあると、こんな巣ごもり生活でも結構楽しく、人間は自分の好きなことが生きがいというか、生きている自分を自問せずともやりたいことに没頭できるものだ。時間も忘れ、夢中になれるものに出会えると死など意識しなくなる。自分の場合、スイスで出会った第3の人生、Sewingがライフワークとなって人生を豊かに幅をもたらせてくれている。何かを創造することは楽しく、そしてとても尊いことだ。大学で美術にかかわる内容を学べたことは自分に今後の方向性、きっかけを与えてくれたに過ぎないが、入り口であれ、それで十分だ。そこからは自分で学び開拓すればいいのだ。自分の幸せは、結局はその自分でしか分からない。周りから見えるものと違う。

話が飛んでしまうが、自分を支えてきてくれたもの、皆さんは何だろうか。

振り返ってみると、私の場合、「今井美樹」「樹木希林」という芸能を生業にする自分より年上の女性の存在であった。歌や演劇という無形の芸能から得られた感動は、どれだけ私に栄養を与えてくれたか分からないほどだ。であるから、同年代の俳優の急逝は心が痛むまだ受け入れられないでいる。

日本の子供たちの自己肯定感は未だに低くあるのだろうか、教育はその時代の先を行きながら、人を柔らかく包むものであってほしい。両親が、家庭がどんな状況であれ、支えられる社会。学校や会社ではない第3、第4、第5の場。そういう場所が子どもを育む。いや、子どもだけではない、老若男女の心を豊かにすると考えている。私にもできるだろうか、そういう場所が作れる人間でありたい。

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そういえば、夫の職務の任期は2年なのだが、1年更新されそうだ。11歳になる娘は、スイスでの生活が軌道に乗ったようで、あと1年半スイスで生活したいと希望している。彼女の通うインターナショナルスクールの良いところは、ダイバーシティーにある。自分ももうしばらくこちらで一緒に暮らしていこうと思う。

スペイン:ビルバオ

スペイン北部旅行の終わりに、ビルバオに寄ってきました。お目当ては美術館とショッピング。この日は37度でとても暑く、スペインって暑くてバルセロナオリンピックでメダルを取った有森裕子さんってすごいなぁと感心!こんな暑い中、マラソンできるってすごすぎる!私は美術館を見に行く途中での灼熱の太陽下、熱中症に。美術館の中は涼しくて別世界でした。

現代アートが多く展示されており、素敵な作品が一杯!OLAFUR ELIASSON氏の作品がとてもきれいで見とれていました、、、。この後、ムスコと一緒にホテルに帰り、涼んでお昼寝。美術館を囲む手すりに間違って振れたら、あっちっち。やけどしそうなほどの熱さでした。

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グッケンハイム美術館

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美術館エントランス付近

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お花の犬

近くに素敵橋。揺れていたので渡るのがけっこう怖かったです~

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8月のヨーロッパは、午後の涼しい時間帯が散策にもってこいです。20時くらいまでショッピングも楽しめるので、ワタクシは一人で皮物を探しに散策~♪ スペインは靴やレザー小物が可愛いデザインものが一杯。セール時期だったので、求めやすい価格で購入でき、気に入ったお土産をゲットできました。

ビルバオ最後の夜は、Bar La Taska de Isozakiで頂きました。

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ホタテのグリル

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イカ墨煮

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ツナサラダ

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イベリコ豚のステーキ

スペインって、最高だな!塩が美味しいから、肉は塩で頂くのですね。海産物も、久しぶりのホタテが食べられて満足です。イベリコ豚を選んで正解でした!牛肉を勝るオ・イ・シ・サ。毎日食べたいものが食べられて幸せ、冬に備えて2kg太って帰ってきました(笑)

ビルバオ入りした日に、8/8以降スイスに帰国となると、10日間の自主隔離が必要との閣議決定情報が来ていたので、急いで1日早めて航空券をとり、家族4人で13万ほど金額上乗せとなってしまいましたが、、、家族の心の健康のため~(笑)思い切って、購入。AIR FRANCEで帰ってきましたが、トランジットのシャルルドゴール空港の待合席は混んでいて、ジュネーブ行きの飛行機は満席でした。みんな、私たちと一緒で、おそらく急いでバカンスから急遽予定を切り上げて来たのでしょう。無事に帰ってきて、1週間経ち我家はみんな元気です🍀

スペイン:サンセバスチャン 【続】食べ歩き

サンセバスチャンで、美味しかったお店。どこも個性が光っていて、素敵です。それぞれ違うことが、ここバスクの強みだと思います。

①Gandarias

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アサリ漁師風

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白身魚のグリル

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白身魚のグリル

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ヒラメのグリル

サンセバスチャンでの最終日、立ち飲みじゃなくて、レストラン奥でゆっくりといただきました。スペイン語が、ウノ、ドス、トレース?くらいしか分からないのですが、英語のメニューもあるので大丈夫。でも、これって指さしてお願いすると、スペイン語のメニューのページも見ながらで確認してオーダーをとってくれました。分かってもらえないときは、もう日本語で、そうそうこれです!これです!って言ってました。それで、うまく通じたようで美味しいお魚をたくさん頂いてきました。

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牛肉串

このお店は、店先で頂く串牛肉も美味しいです。日本でいう焼き鳥みたいに串にささっているのですが、塩で味付けがメインで、胡椒が感じられないんですが、塩でこんなにお肉が美味しくなるんだ!と大騒ぎでした。

②Bar Txpetxa

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ウニのクリーム

ウニのクリームと言ったらいいのか、このお品がとてつもなく美味しかったです。バゲットに付けてウニの中を残すところなく平らげてきました。

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エビのサラダピンチョス

③La Vina

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クリームコロッケ

コロッケがとてもクリーミィ。チーズクリームなんだと思う。とても濃厚なのです。

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バスクチーズケーキ

ここのお店は、バスクチーズケーキがやはり美味しい。バルのはしごの最後にデザートだけ食べにいらっしゃる方も多いです。自分でもよくベイクドチーズケーキを作りますが、、、食べてみたかったこのケーキ、バスクチーズケーキはこの土地の材料とここで頂く雰囲気とが融合して美味しさが増々でした。

日本でも、個性を持った高架下の焼き鳥屋さん、これからとても大切にしたいです。続けてほしいお店、残したいお店に通える目利きでありたいなあと、今回の旅で思いました。スペインのバスクへ向かう道で、道路の周りがなんだか日本のような木々が生えており、あれ?日本っぽいなぁと感じました。面白かったのが、スピード表示なのですが、フランスはスピード表示がぽつぽつ立っているのですが、スペインは30m走ったら70キロ、50m走ったら60キロと、速度表示が頻繁に変わり、家族みんなでおもしろいね~と言って笑って楽しく走りました。高速の車線変更も早めにしないとすぐに分岐なので、小回りの利く車を借りるといいかもしれません。我が家が借りたプジョーのハンドルは、気持ち小さめなハンドルでした。

 

スペイン:サンセバスチャン 食べ歩き

今夏の旅、迷いましたが残すところ1年半しかこちらにいないので、Covid-19も心配ではありましたが、大好きなスペインに行ってきました。

長年の夢だったバル巡り〜✨スペイン北部サンセバスチャンで、バルのはしご!これが一皿400円ぐらいから食べられるのですが、好みのピンチョスを注文!スペイン語が全く分からないので、指さしてこれこれっ!てお願いしました。英語が通じないところは、日本語で言い通しまたが、結構意思が通じて嬉しい~。お店によってピンチョスの個性があるので、その日食べたい気分のお店へ。いつもなら日本からの観光のお客さんがいっぱいなのでしょう、日本人だというと、片言の日本語で話しかけてくれました。店内では日本のテレビ番組で安住アナウンサーと大泉洋氏がサンセバスチャンを紹介している画像が流れていて、おお、日本の番組久しぶりだ〜!と思って見入ってしまいました。

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青唐辛子のピンチョス

このアンチョビと青唐辛子のピクルスのハーモニーで暑い日でも食も進みます。

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生ハムのピンチョス

クロワッサンにイベリコハムが。あまりパンを食べないムスコがモグモグ食べていました。

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イカ墨のクリームコロッケ+

黒いから、イカ墨の何かなんだろう~?と気軽に頼んでみたら、結構おいしかった黒いコロッケ。

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コロッケピンチョス

揚げ物好きのムスコのために、またもやコロッケを注文。日本のコロッケと比べると、全体的に中のタネがクリーミィです。

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エビの春巻き

皮がね、アジアの春巻きと違う感じがしました。サクサク感がなんか違うというか、ソースもマヨネーズに甘い赤いソースと不思議な緑のソース。

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バスクチーズケーキ

ピンチョスやタパスをいっぱい食べても、甘いものって食べられちゃうので不思議です。このチーズケーキ、中がとろーりクリーム状で、軽いタッチなのでどんどん食べられます。

この他にも、食べたかったもの、毎日はしごして食べてきました。外出中は、マスク必須なのでお店の席に着くまではずーっとマスクですが、それでも、い・い。スイスでは何でもお高いのでほとんど自炊です。コンビニもなく毎日3度の飯作りで疲れたワタクシにご褒美です。うーむ、胃袋は相当満たされました♫また、しばらく頑張れそうです。